なぜ、画面ロックの習慣が“信用”を守るのか
こんにちは、クラウン情報テクノロジー代表の増井です。
今回は「情報セキュリティ」のカテゴリで、基本的ながらも非常に重要なテーマについて触れたいと思います。
それは──画面ロックの習慣です。
どんなに小さなことでも、積み重ねが信用を築き、逆に“たった一度の油断”が信頼を損ねる原因になります。
今回は、画面ロックという行動がなぜセキュリティと信用の両面に直結するのか、改めて見直してみたいと思います。
1. 画面ロックは「当たり前」の基本行動
業務中、少し席を離れる──そんな時、画面ロックをかけるかどうか。
これは、情報セキュリティ対策の基本中の基本でありながら、現場によっては見過ごされがちな習慣です。
- メールソフトが開きっぱなし
- 社内資料のエクセルファイルがそのまま表示
- SlackやTeamsのやり取りが誰でも読める状態
こうした状況で端末を放置すれば、情報漏えいのリスクは一気に高まります。
2. なぜ「信用」の問題につながるのか
画面ロックを怠った結果、情報が漏れる・ミスが起きる──これは信用問題に直結します。
たとえば次のようなことが起こり得ます。
- 来訪者や他社の人間に社内機密が見られた
- チームメンバーがあなたの端末で意図せぬ操作をしてしまった
- メール誤送信やファイル流出の原因を作ってしまった
いずれも「たった一瞬の油断」が引き金になります。
一人の行動が、チームや会社の信頼を損なう結果になりかねません。
3. 「見られても構わない」は通用しない
まれに、「別に見られて困る情報なんて開いてません」という声も聞きます。
しかし問題はそこではありません。
- “その場にいた誰か”が勝手に操作できてしまう
- 本人以外の誤操作があっても、誰がやったか判別できない
つまり、「管理責任」としての視点が問われるのです。
ロックをしていれば、「本人以外が操作した可能性があります」と言えるのに、ロックしていなければ「本人の責任」とみなされても仕方がない。
4. 自分を守る“盾”としてのロック習慣
少し極端に言えば、画面ロックは“自分の信用を守るための盾”です。
情報漏えいがあったとき、「自分は悪くない。ちゃんと報連相していた・管理していた」と言うには、日頃の備えが必要です。
以前のブログでもお伝えした「報連相は自分を守る担保である」という話と同様、画面ロックもまた“誠実な仕事ぶり”を裏付ける行動なのです。
5. ロックが当たり前になるチームづくりを
当社では、画面ロックを「会社のルール」ではなく「プロ意識の現れ」として捉えています。
- 席を立つときは必ずショートカットキーでロック(Windowsであれば、Win+L)
- 外出時は必ずログオフまたはシャットダウン
- ロックし忘れを見かけたら、軽く声をかけるカルチャーを
こうした積み重ねが、現場全体のセキュリティリテラシーを底上げします。
まとめ
画面ロックは単なる操作ではありません。
それは「自分の仕事を、誰に見られても誠実であると示す行動」です。
- ロックを忘れないことは、情報漏えいの予防策
- 日々の小さな習慣が、組織全体の信用を支える
- そして何よりも、自分を守る手段
皆さんも今日から改めて、「席を立つときのロック」──意識してみてください。
それが、信頼されるエンジニアへの第一歩になるかもしれません。



“なぜ、画面ロックの習慣が“信用”を守るのか” に対して13件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。