振り返り力 ―― 成長を可視化する技術
こんにちは。クラウン情報テクノロジーの増井です。
12月に入り、今年の仕事を「振り返る」場面が増えてきました。
振り返りは成長に欠かせないプロセスですが、忙しい日々の中では後回しになりがちです。
しかし、振り返りとは “過去を整理し、未来の自分にヒントを残す技術”。
今日は、その振り返り力について整理してみたいと思います。
1. 振り返りとは「経験を糧に変換する作業」
振り返りとは、ただ出来事を書き出す作業ではありません。
経験 → 学び → 行動につなげる“変換プロセス” です。
- うまくいった理由は何か
- 課題の原因はどこにあったのか
- 次はどう動けばより良くなるのか
振り返りとは、経験を「ただの記憶」ではなく、自分の能力を伸ばす“素材”に変える行為なのです。
2. 振り返り力を支える「言語化」の重要性
振り返りは“頭の中で考えるだけ”では不十分です。
言語化して初めて、気づきは深まり、整理されます。
なぜか?
- 文字にすると曖昧さが消える
- 文章にする過程で因果関係が見えてくる
- 他人に伝える準備ができる
- 再利用できる資産になる
つまり、振り返りの本質は 言語化を通じて思考を深めるプロセス にあります。
3. 当社が「週報」を大切にしている理由
クラウン情報テクノロジーには、毎週の週報提出という仕組みがあります。
この週報は単なる進捗報告ではなく、社員一人ひとりが“振り返りを言語化する”ための教育ツール です。
また、上長がコメントすることで、
社員 ⇔ 管理職 の間で 言語化のキャッチボール が生まれます。
- “どこが良かったのか”
- “どこが課題なのか”
- “次にどう改善するのか”
この対話そのものが、成長を加速させる場になっています。
週報文化は、当社が大切にしている“学びの仕組み”のひとつです。
4. 月1回の「月報」で成長を1段深く振り返る
さらに当社では、月に1回の社内WEBミーティングに向けて、
月報 も作成しています。
週報が“短い振り返り”なら、月報は 1か月単位で成長を俯瞰するための長い振り返り。
- 今月の成果
- 発生した課題の背景
- 来月の重点テーマ
これらを改めて整理することで、「点」だった経験が「線」になり、やがて「面」になる のです。
週報(短期) × 月報(中期) によって、社員自身の学びの軸がしっかりと形になります。
5. 振り返りを習慣化するための3つのコツ
振り返り力は才能ではなく、習慣です。
① “事実 → 解釈 → 行動” の順に書く
混ぜると感情的になるので、まずは事実を淡々と整理する。
② 良かった点を必ず入れる
改善点ばかり書くと続かない。「成功パターン」こそ資産です。
③ 翌週・翌月の自分に向けてメッセージを書く
「未来の自分へのアドバイス」を書くと、不思議と行動が変わります。
まとめ:振り返りとは、自分の成長を“可視化する技術”
振り返りとは――
未来の自分への最高のプレゼント です。
クラウン情報テクノロジーの週報・月報の仕組みは、社員の成長を見える化し、言語化力を磨くための会社としての投資 でもあります。
そして、ふり返りを積み重ねられる人は、確実に強くなる。
経験を武器に変え、再現性をつくり、成長曲線を描けるようになります。
私たちは、この“成長の技術”を大切にする会社であり続けたいと思います。


