走り切る技術 ―― 最後の1ミリが未来をつくる

こんにちは。クラウン情報テクノロジーの増井です。

12月後半、今年もいよいよ大詰めの時期になりました。
プロジェクトも年度末準備も、どれも「最後の1ミリ」が問われる局面です。

現場を見ていると、成果を出す人には共通点があります。
それは―― 最後までやり切る力 を持っていること。

今日は、この「走り切る技術」について整理してみたいと思います。


1. 「最後の1ミリ」が一番しんどい

仕事の多くは、最初の50%よりも、最後の1%のほうが困難です。

  • 最終チェックで細かな不備が見つかる
  • 仕様調整で追加作業が発生する
  • 想定外のレビュー指摘が降ってくる

誰もが疲れているし、気持ちも切れやすい。
だからこそ、最後の一押しが成果を分けます。

プロとしての価値が最も問われるのは、まさにこの局面です。


2. 「走り切る」人は途中で手を抜かない

走り切る力とは、気合や根性のことではありません。

ポイントはむしろ、途中でバテないように小さく前進し続ける設計力 です。

  • スケジュールを詰め込みすぎない
  • 小さめのタスクに分割して進捗を確実に積む
  • 早めにレビューを通すことで負荷分散する

仕事を“走り切れる形に分解する”。
これができる人が、結果として最後までやり切れます。


3. 誰かが見ている「背中の仕事」

走り切る人の最大の特徴は、見えないところでも手を抜かないこと。

  • ドキュメントの最終整形
  • 引き継ぎ資料の丁寧さ
  • お客様への報告文の精度
  • コードコメントの残し方

こうした「最後の仕上げ」は外部からは見えにくいですが、品質を最も左右する“職人の仕事” です。

そして、若手は必ず先輩の“背中”を見ています。
最後の1ミリの姿勢が、組織文化をつくります。


4. 年末は“走り切る力”を鍛える最適な時期

この時期、当社のプロジェクトは特に忙しくなります。
だからこそ、次の3つを意識してみてください。

① 余白を確保する

最後の調整は必ず発生します。
最初から“余白込みの設計”が大切。

② 小さな達成を積み上げる

毎日の小さな完了を積み重ねると、
年末の「大きな走り切り」につながります。

③ 1つだけ絶対に終わらせるタスクを決める

どれだけ忙しくても、“今日これだけは終わらせる”タスクを1つ決める。
これが走り切る力の源になります。


5. 走り切る文化をつくるのは「個人」ではなく「チーム」

「走り切る技術」は個人技に見えますが、本質はチーム戦です。

  • レビューを即日返す
  • 相手の作業が止まらないように前倒しで共有する
  • バタついているメンバーをフォローする
  • 進捗を可視化し、詰まりそうな箇所を早めに解消する

こうした“走り切るための連携”が自然にできるチームは強い。
そして、当社の現場ではそうしたチームが確実に増えています。


まとめ:最後まで走り切れる人が未来をつくる

走り切る技術とは、才能ではなく姿勢です。

  • 最後の1ミリを丁寧に仕上げる
  • 小さなタスクを積み重ねる
  • チームの流れを止めない
  • 未来の自分と仲間のために、粘り強く前に進む

これらを続けられる人は、プロジェクトでもキャリアでも必ず信頼されます。

年末の今だからこそ、あらためて意識したいテーマです。
そして私自身も、会社として“走り切る文化”を守り育てていく責任を感じています。

今年の残りわずかな期間、ぜひ皆さんも「最後の1ミリ」を大切に走り切ってください。