仕事ができる人ほど、「わからない」と言える

こんにちは。クラウン情報テクノロジーの増井です。

システム開発の現場では、技術力や経験年数が注目されがちです。
もちろん、それらは非常に重要です。

ただ実際には、仕事ができる人ほど、
もっと基本的な部分を大切にしています。

その一つが、
「わからないことを、わからないと言えること」です。


1.「わからない」と言えない空気

仕事をしていると、「わからない」と言うことに抵抗を感じる場面があります。

経験が浅いと思われたくない。
理解していないと思われたくない。

特にエンジニアの世界では、そう感じる人も少なくありません。

その結果、とりあえず話を合わせたり、曖昧なまま進めてしまったりするケースがあります。

ただ、実際の現場では、この“わかったふり”が一番危険です。


2.知ったかぶりが、後で大きな問題になる

仕事では、わからないこと自体は問題ではありません。

本当に問題なのは、
わからないまま進めてしまうことです。

特にシステム開発では、

・前提条件の認識違い
・仕様理解のズレ
・言葉の定義の違い

こういった小さなズレが、後で大きな障害につながります。

その場では何となく乗り切れても、最終的にはどこかで破綻します。


3.仕事ができる人ほど、確認を嫌がらない

一方で、本当に仕事ができる人ほど、確認を嫌がりません。

・前提を確認する
・言葉の定義を揃える
・認識差がないか確認する

そして、必要であれば素直に「わかりません」と言います。

これは知識がないからではありません。

むしろ、
曖昧なまま進めるリスクを理解しているからです。


4.金融ITでは“曖昧”が事故になる

特に金融ITの世界では、この感覚が非常に重要です。

金融システムでは、

・金額
・利率
・約定日
・会計区分

など、細かな前提が大量に存在します。

一見すると小さな認識違いでも、実際には大きな影響につながることがあります。

だからこそ、金融ITの現場では、

「わかったつもり」で進めるより、
きちんと確認できる人のほうが信頼されます。


5.「わからない」と言える人は成長する

実は、「わからない」と言える人ほど成長します。

なぜなら、自分の理解不足を認識できているからです。

逆に、何となく理解した気になっている状態では、成長が止まります。

仕事ができる人ほど、自分の理解範囲を正確に把握しています。

だからこそ、必要な確認を怠りません。


6.まとめ

仕事において重要なのは、知ったかぶりをすることではありません。

わからないことを認識し、確認し、理解を深めることです。

そして、本当に仕事ができる人ほど、
「わからない」と言うことを恐れていません。

むしろ、その確認の積み重ねが、品質や信頼につながっていくのだと思います。


7.Podcast

今回のテーマは、実際の現場コミュニケーションにも直結する内容です。

Podcastでは、
「なぜ“わかったふり”が危険なのか」
「確認できる人ほど信頼される理由」について、
実際の現場感も交えながらお話ししています。

ご興味のある方は、ぜひそちらもお聞きください。

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