信頼される人は期待値を合わせる

こんにちは。クラウン情報テクノロジーの増井です。

今月は「信頼される人シリーズ」と題して、仕事において信頼を積み上げるために大切なことについて考えています。

第1回は「約束を守る」。

第2回は「レスポンスが早い」。

そして今回の第3回は、

「信頼される人は期待値を合わせる」

です。

仕事のトラブルというと、技術的な問題やミスを思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし実際には、

「認識のズレ」

によって起きていることも少なくありません。


1.仕事は期待値の調整から始まる

仕事は一人では完結しません。

上司、同僚、お客様、協力会社など、多くの人と関わりながら進めていきます。

その中で重要になるのが、

「何を求められているのか」

を正しく理解することです。

例えば、

・どこまで対応するのか
・いつまでに対応するのか
・どのレベルまで求められているのか

これらが曖昧なまま進むと、後で問題になります。

仕事の多くは、作業そのものよりも、

期待値を揃えること

から始まっているのだと思います。


2.トラブルの多くは認識のズレから生まれる

仕事をしていると、

「そんなつもりではなかった」

という場面に遭遇することがあります。

例えば、

・調査だけの依頼だと思っていた
・資料作成まで含まれていると思っていた
・今日中だと思っていた
・今週中だと思っていた

どちらも間違っているわけではありません。

ただ、認識が揃っていなかっただけです。

そして、この小さなズレが、

不満やトラブルにつながることがあります。


3.仕事ができる人ほど確認を怠らない

信頼される人ほど、

「前提確認」

を大切にしています。

例えば、

・認識は合っていますか
・この理解で問題ありませんか
・納期は○日でよろしいでしょうか

こうした確認を自然に行います。

一見すると遠回りに見えるかもしれません。

しかし実際には、この確認によって多くの手戻りを防いでいます。

以前のブログで、

「わからないと言える人ほど仕事ができる」

という話を書きました。

期待値を合わせることも、本質的には同じです。

自分の理解を確認し、相手との認識差を埋める行動なのです。


4.金融ITでは期待値調整が重要な仕事になる

金融ITの現場では、

・業務部門
・システム部門
・開発ベンダー
・運用担当

など、多くの関係者が関わります。

そのため、

技術力だけでは仕事は進みません。

例えば、

・どの範囲まで改修するのか
・どのケースをテスト対象にするのか
・どのタイミングでリリースするのか

こうした認識を揃えることが非常に重要になります。

実際には、

システムを作ることよりも、

期待値を合わせることに時間を使う場面も少なくありません。

だからこそ、金融ITでは

「認識を揃える力」

が高く評価されます。


5.信頼とは期待値を裏切らないこと

信頼とは何でしょうか。

私は、

「期待値を裏切らないこと」

だと思っています。

相手が期待していることを理解し、

その期待に応える。

もし難しいのであれば、

事前に相談する。

期待値を超えることも素晴らしいですが、

まずは期待値を正しく理解することが重要です。

その積み重ねが、

「この人なら安心して任せられる」

という評価につながります。


6.まとめ

仕事におけるトラブルの多くは、

能力不足ではなく、認識のズレから生まれます。

だからこそ、

・前提を確認する
・認識を揃える
・期待値を明確にする

ことが重要です。

信頼される人ほど、この確認を怠りません。

そして、その小さな積み重ねが、

大きな信頼につながっていくのだと思います。


7.Podcast

今回のテーマは、エンジニアだけでなく、すべての仕事に共通する内容です。

Podcastでは、

「なぜ期待値のズレがトラブルを生むのか」

「信頼される人が実践している認識合わせの方法」

について、実際の現場で感じていることも交えながらお話ししています。

ご興味のある方は、ぜひそちらもお聞きください。
👉 Spotify
https://open.spotify.com/show/5gd6zaGHfE2kQmylNUFc9r

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